日本女子プロゴルフ界の躍進

日本女子プロゴルフ界の躍進

今月はゴルフの話題を紹介します。


ゴルフ界も新型コロナウイルスによる開催中止が相次ぎ、2020年と2021年合わせて1シーズンとして賞金ランキングを決定するようです。

プロツアーにおいても、ようやく今月から入場者数制限しながらの開催となりました。
若者のゴルフ人口が増えており、ツアー観戦のため会場まで出向く方も多いと思いますので、さらにゴルフ人気が高まることを期待しています。



最近は、女子プロゴルフ界が活況を呈していますね。
海外メジャーの全米オープン大会では、笹生(さそう)選手と畑岡選手の日本人同士のプレーオフとなり、笹生選手がメジャー制覇しました。
日本人同士のプレーオフ自体、最近までは想像できない出来事でした。
渋野選手の全英オープン制覇に続いての海外メジャー制覇ですね。


また、東京オリンピックでは稲見(いなみ)選手が全米ランキングトップ10のリディア・コ選手とのプレーオフを制し、銀メダル獲得されました。
世界でも通用することを示してくれ、喜ばしいことですが、海外志向が強まり、国内ツアーから有望選手の流出が増えないか心配です。


国内ツアーでは、98年生まれの黄金世代から2000年生まれのミレニアム世代が優勝を独占、20~23歳までの若い選手がツアーの主力となっており、複数回優勝する選手もおられます。

若い選手が頭角を現す一方、シード権を維持できないベテラン選手がたくさん出てきます。
プレーの時はにこやかに楽しんでいるように見えますが、その裏には厳しいプロの世界があると想像できますが、ベテラン選手にもツアーでの活躍を期待したいです。


身長160cm以下で非力な小さな選手がドライバー飛距離で240ヤード飛ばすのですから、プロはやはりすごいと思う一方、体力的にも女子プロなら真似できるかもと思い、スイング連続写真をみて飛ばす秘訣を探っていますが、試行錯誤ばかりで、なかなか上達しません。

ただ、それがおもしろくてゴルフがやめられないのだと感じています。

■東京オリンピック前の日経電子版のゴルフ記事です。
https://vdata.nikkei.com/tokyo2020/golf/